回転型燃焼炉CYCLONE COMBUSTOR

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回転型燃焼炉ボイラーシステムCYCLONE COMBUSTOR SYSTEM

Possible回転型燃焼炉

地産地消のエネルギー社会の構築。廃棄物を有価なエネルギーに。

PosCCRは、高効率及び高性能の環境に優しい新概念の回転型燃焼炉です。廃棄物をエネルギーとして利用可能な設備を導入することにより持続成長可能な社会構築を実現します。

(PosCCR:POSCO Cyclone Combustor for Refused fuel)
廃棄物固形燃料専用の回転型燃焼炉の名称です。

CONTENT 01風の回転を利用した燃焼

風の遠心力を有効利用することで、炎が上部に上がっていくトルネード上の炎を生み出しています。燃焼炉の中心だけで燃えることで炉壁が低温で保たれ、燃焼炉自体を傷めにくくメンテナンスコストを抑えます。

STEP 01使用燃料(Fuel)

回転型燃焼炉は、全ての固形燃料を使用可能。廃棄物燃料(RDF・RPF)、バイオマス燃料(チップ、ペレット)、下水汚泥など。建築廃材チップを燃料として利用したバイオマスチップボイラーは蒸気を発電に利用するだけではなく、その排熱も空調などに最大限利用することで高いエネルギー効率を実現しています。

STEP 02回転型燃焼炉

本設備は、高効率且つ、環境に優しい設備構成となっています。
炎は燃焼炉内で竜巻のように下から上に回転しながら燃焼していくことで完全燃焼する構造になっているため、燃焼時に発生する燃焼灰を抑え、燃焼灰は自動化装置により自動排出する仕組みになっています。

STEP 03適用分野

本設備は、廃棄物を燃料として使用することにより廃棄物をエネルギーとして有価物に再生させる持続成長可能な循環型社会を構築する役割を果たします。熱及び電気エネルギーを必要とするあらゆる分野で活用することが可能です。マルエイは、持続成長可能な社会を構築するために、努力をしていきます。

Onlyテクノロジー

循環社会達成に向けた技術を提供

耐火レンガ、キャスター不使用

  • 本設備は、燃焼炉の内部壁と中間及び外部壁の3重壁構造になっています。
  • 燃焼時に必要な空気を壁と壁の間に注入することにより冷却温度を保ちながら同時に燃焼炉内に空気を供給する仕組みになっているため、高額な耐火物は使用していません。
  • このことにより維持管理及び運転が安易になります。(耐火物:高い温度及び化学物質に対応するために使用する素材)

完全燃焼により低汚染ガスの排出を抑制

  • 高温の炉内予熱(約500℃)に充分な空気供給と炉内燃料の周りに強力な竜巻を形成させて炉内燃焼を活性化させることにより完全燃焼を実現しています。
  • 燃料中物質のCH₄及びCOは、燃焼炉内部で旋回しながら滞留時間を増加させて燃焼効率を向上させています。
  • 完全燃焼により燃焼ガス中の汚染物質を極限まで抑えます。

耐火レンガ、キャスター不使用

  • 完全燃焼により燃焼灰を抑えます。
  • 強力な遠心力により燃焼灰(bottom&fly)を自動化装置により自動的に燃焼炉から外部に排出します。

CONTENT 01回転型燃焼炉の運転原理

  • 廃棄物固形燃料使用
  • 3重の円筒型壁→空気回転活性化
  • 燃料投入口周り→500℃以上で予熱
  • 強力な旋風→完全燃焼実現
  • 遠心分離→燃焼灰自動排出

空気の流れ

温度分布図

空気の流れの回転様子図

燃焼灰の外部排出図(ボトムアッシュ)

CONTENT 02回転型燃焼炉の設計

  • 本設備は、ポスコ社が開発した特殊鋼素材を用いて高温に優れた耐久性を持った部品を使用しています。
  • 高温で対応する部品を使用することで燃焼効率を最適化させる設計が可能になりました。

CONTENT 03回転型燃焼炉 フロー図

Satisfyuing製品特徴

敷地面積の低減により、導入の幅が拡大

CONTENT 01回転型燃焼炉の特徴

バイオマスにおいて最も大きな課題であった敷地の問題が解決されました。

一般燃焼炉の種類

ストーカー

ロータリーキルン

流動層式

プラズマ

一般燃焼炉と回転型燃焼炉の比較

回転型燃焼炉

回転型燃焼炉は小型ながらシンプルな構造の設備であることから、既存の一般燃焼炉より安価で設置でき、運転及び維持管理が容易となりました。

燃料による排ガス比較

Change製品仕様及びラインナップ

廃棄物を有価物に変換することにより脱石炭燃料への一歩を。

CONTENT 01回転型燃焼炉ラインナップ

回転型燃焼炉は、熱エネルギー(蒸気)や電気を必要とする工場、公共施設、農業など燃料調達状況及び設置現場の状況に合わせて自由に選択が可能

回転型燃焼炉設備ラインナップ

Opportunity製品モジュール化

回転型燃焼炉
  • 災害や事故など非常時に停電などに困らない設備を構築したい
  • エネルギー費用を削減して競争力を高めたい

回転型燃焼炉
  • 小型、モジュール化により災害や事故など非常時に迅速対応可能
  • 安価な設置費用、維持管理が容易
    廃棄物エネルギー使用で費用を削減可能

回転型燃焼炉の設備モジュール化の特徴

回転型燃焼炉の設備モジュール化構成(発電装置付きの場合)

RPFボイラーの概要解説動画

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